山岳ホテルとマッターホルンの麓 ツェルマットに滞在する8日間
出発日:7月29日(日)/8月26日(日)出発
皆様こんにちは。ツェルマット駐在ガイドの斉城雄一郎と申します。
スイス人の誇りでもある【マッターホルン】。
数年前、実際にその雄姿を目の前に一目惚れをしてしまった1人でもあります。
私が愛してやまない名峰【マッターホルン】の魅力を皆様にお伝えできたらと考え、
当コースの企画に参加し、同行ガイドとして実際に皆様をご案内させていただく運びとなりました。
パンフレットでは紹介しきれないコースの魅力を皆様にご案内させていただきたいと思います。
斉城雄一郎
- ツェルマット駐在
- スイス全域とイタリアアルプスのガイド経験
- 競技スキー歴10年
- スイス旅行企画・手配9年
- 総合旅行業務取扱管理者
- 総合旅程管理主任者
- 日本赤十字救急法救急員資格
- サービス介助士2級取得
天気に左右されない!その日に最適な場所を最適な時間に訪れる!
ご旅行前に一番心配される事、それは天気ではないでしょうか。特にアルプスの旅を楽しむためには晴天を常に願ってしまうものです。しかし、天気だけは事前にコントロールできないのも事実です。
決して安価ではないアルプス旅行でお目当ての名峰を見られないのでは・・・
6日間滞在する事により、その日の天候に合わせて毎日行程を入れ替える事が可能となります。
現場で天気の状態を常に確認し、その日、その時間に合った最適な場所を選びだし、
常に良い状態のアルプスを皆様にはお楽しみいただきたいと思っております
アルプス特有の1日の時間の流れを楽しむ!
毎晩お部屋で荷物のパッキング、早朝からバスに乗り込んで出発といった周遊コース特有の忙しさがない事が滞在ツアーの特徴です。朝は澄みきった空気の中をお散歩しながら日の出と共に浮かび上がる神秘的なマッターホルンを眺め、1日のアルプス観光を終えた夕刻は、世界各国からの観光客でにぎわうツェルマットの村でティータイムやショッピング、そして夕刻は西陽に照らされる幻想的なマッターホルンを楽しむなど、ゆったりと流れるアルプス特有のお時間をご堪能してみてはいかがでしょうか。

※写真(左)ツェルマットの街から見た朝焼けマッターホルン(中)ツェルマット村のメインストリート(右)ツェルマット村からの夕暮れ
山岳ロッジに泊まる理由
【一番景色の美しい時間に山にいられる事】これこそが最大の目的ではないでしょうか。
壮大なアルプスを夕日が静かに包み込み1日の終わりを告げる日の入り、
誰もいない静寂の闇の中から見上げる満天の星空、そして夜明けと共にアルプスを光で染めていく幻想的な時間。宿泊しなければ味わう事のできない、貴重な体験をお楽しみいただきます。
今回ご用意させていただく山岳ロッジは、私が自信を持ってご紹介するフルアルプ小屋です。
【湖面に映し出す朝焼けマッターホルンを最高の角度で見る事!】
朝焼けのマッターホルン自体は多くの場所から望む事ができます。しかし、山上湖に映し出す様をご覧いただけるのがフルアルプ小屋なのです。日の出前にロッジを出発して約10分、暗闇に包まれたシュテリー湖畔から日の出を待ちます。薄明かりがマッターホルン山頂を照らすと同時に湖面に映し出す淡い光は正に感動的です。ツアーのハイライトとも言える、自然が生み出す現象を実際に肌で感じてみてください。
※写真(左)シュテリー湖に映る朝焼けマッターホルン(右)フルアルプ小屋
見る角度によって全く異なる表情を持つマッターホルンを毎日違う角度から楽しむ!
誰もが写真などで一度は見たことはあるであろう自然が作り出した造形美マッターホルン
しかし、この山がマッターホルン?と感じてしまう程、見る角度によって表情を大きく変えていきます。
雲一つない青空に凛とそびえる様を見せてくれる時もあれば、時には雲をまとって荒々しい自然の脅威を感じさせる姿に変える事もあります。季節・時間・気候・温度と、自然の動きに合わせていくつもの表情を見せてくれる、毎日異なる生きたマッターホルンをご堪能いただきます。
日程2日目:ゴルナーグラート展望台からの眺望と足慣らしハイキング
ツェルマット(1,620m)より登山列車に乗車し、ゴルナーグラート駅(3,089m)を目指します。
遠ざかるツェルマットの街並みや、色とりどりの高山植物をお楽しみいただきながら、緑生い茂ったカラマツ林を抜け、徐々に近づいてくるマッターホルンをお楽しみいただけます。森林限界を抜け、山頂駅に近づく頃には今までの景色とは一転、氷河に囲まれた数々の名峰がお出迎えをしてくれます。
山頂駅到着後、360度のパノラマを見渡せる展望台よりヨーロッパ第二の高峰モンテローザ(4,634m)をはじめ4,000mを超える数々の名峰や、眼下に広がるスイス第二の規模を誇る全長13.5kmにも及ぶゴルナー氷河の絶景をお楽しみいただきます。山頂ではたっぷりとお時間をご用意しておりますので、テラス席で名峰を眺めながらのティータイム、山頂駅で迎えてくれるセントバーナード犬との記念撮影など、思い思いのお時間をご堪能してみてはいかがでしょうか。
※写真(左)ゴルナーグラート鉄道(右)ゴルナーグラート展望台(下)ゴルナーグラート展望台からの眺望(モンテローザ山群とゴルナー氷河)
展望台観光の後は、日本人観光客に最も知名度があるリッフェル湖を巡る約1時間30分のハイキングにご案内いたします。緩やかな下り中心で、ツアー序盤の足慣らしには最も適したハイキングコースとなります。ハイキング前半は、マッターホルンを正面に見ながら逆さマッターホルンを映し出すリッフェル湖を目指し、後半はスイス国内最高峰ドム(4.545m)を望むルートへとご案内いたします。
※写真(左)マッターホルンに向かって延びるハイキングコース(中)リッフェル湖からの逆さマッターホルン(右)左側の山がスイス国内最高峰ドム(4545m)
日程3日目:ヨーロッパ最高地点のクラインマッターホルン展望台とマッターホルン東壁ハイキング
ツェルマットの村からロープウェイを乗り継いで約40分、日本が誇る富士山よりも高く、ヨーロッパで最も高地点に位置するクラインマッターホルン展望台(3,883m)へとご案内いたします。
緑鮮やかなツェルマットの村を出発して約40分後には、一面氷河で埋め尽くされた真っ白な世界。
真夏から一瞬で真冬にタイムスリップしたかのうような景色の違いに驚かさせられるでしょう。
天気が良ければ、ヨーロッパ最高峰モンブラン、名峰ユングフラウ、イタリア最高峰グランパラディーソと、名だたる名峰までもご覧いただけます。実際に氷河をくり抜いて作られたアイスパレスの内部にもご案内いたします。
※写真(左)ヨーロッパ最高地点の展望台(3883m)へ向かうのゴンドラ
(中・右)クラインマッターホルン展望台からのマッターホルン
その後は、トロッケナーシュテッグまでロープウェイにて下山し、マッターホルン東壁に迫る約2.5時間のハイキングにごご案内いたします。マッターホルン・グレイシャー(氷河)トレイルと名付けられたルートは、いくつもの氷河が削られてできた氷河湖通りながら、最後は黒い湖の名を持つシュバルツ湖を目指します。マッターホルン東壁に徐々に近づきながら最後は大迫力の東壁がご覧いただけます。
※写真(左)氷河湖に映る逆さマッターホルン(中)マッターホルン東壁(右)マッターホルン東壁に迫るハイキングコース
日程4日目:3つの湖面に映る逆さマッターホルンを巡るハイキング
シュテリー湖、グリンジー湖、グルン湖と、それぞれ異なる雰囲気を持つ逆さマッターホルンをお楽しみいただきます。シュテリー湖からは、ピラミッド形の最も美しいとされる形を!グリンジー湖からは、唯一カラマツと一緒に映し出す絵画のような姿を!最高のアングルから最高のお写真をお撮りいただけます。
※写真(左)シュテリー湖に映る逆さマッターホルン(右)グリンジー湖に映る逆さマッターホルン
日程5日目:マッターホルン北壁直下から北西壁を目指すハイキング
ツェルマットの村よりロープウェイにてシュバルツゼーまで向かいます。
午前中は、頭上に迫りくる北壁直下からハイキングをスタートし、素朴なアルプスの雰囲気残るシュタッファルアルプ村にて小休憩後、北西壁が目の前に迫りくるショーンビュール小屋を目指します。このエリアは野生のエーデルワイスが群生しており、スイス3大名花のエーデルワイスを存分にご観賞いただけます。昼食はおにぎり弁当をご用意いたしておりますので、絶景ポイントにてアルプスの風を感じながらお楽しみいただきます。
午後は、氷河の溶け水が流れ出る滝とマッターホルンを同時に映す写真スポットへとご案内し、アルプスに生きる人々が生活をするツムット村を経由してツェルマットまで歩きます。
※写真(左上)マッターホルン北壁と滝(右上)マッターホルン北壁
(左下)スイス3大名花 エーデルワイス(右下)ショーンビュール小屋からのマッターホルン西壁
日程6日目:思い思いの最終日
ツアーの最終日はお客様自身が望まれる過ごし方ができるよう自由行動を設けております。
乗り放題パスを使って最後にもう1度お気に入りの展望台で絶景を観賞、ツェルマット村で旅の思い出を探すショッピングなど、お客様に合った最終日をお過ごしいただきます。
ご希望のお客様には、マッターホルンを眺める、【ヘリコプター遊覧】のオプショナルツアーをご用意いたしております。マッターホルン間近まで近づき、今正にマッターホルン登頂を目指しているアルピニストの姿や、マッターホルン頂上に立つ十字架を望む事も。登山家でなくともマッターホルンを登頂した気分になれる夢のお時間をご堪能いただけます。旅の最後に非常に貴重な体験をしてみてはいかがでしょうか。
※写真(左)ヘリコプター遊覧(右)上空からのマッターホルン
旅の楽しみの1つである食事を楽しむ!
食事こそ旅の楽しみの1つではないでしょうか。その日の気分や体調に合わせて食べたいものを食べたい! せっかく天気が良いのでもう少し観光を楽しみたいが、レストランの予約時間が迫っているので足早にその場を後にしなければならない。といった事を踏まえ、当コースではあえて全食事付きにはしておりません。スイス郷土料理はもちろん、フレンチ、イタリアン、和食、中華とツェルマット村にはバラエティーに富んだレストランが多数ございます。殆どのレストランにて日本語のメニューが用意されておりますので、言葉に不安がある方でも安心してお食事をお楽しみいただけます。同行ガイドが地元お勧めのレストランなどもご紹介させていただきますので、お客様それぞれ好みに合ったお食事をお楽しみください。
※写真(左)ビュントナーフライシュ(乾燥肉)
(中)チーズフォンデュ(右)スイス郷土料理ロシュティ
紹介しきれない魅力が当コースにはまだまだ多数ございます。
この続きは実際にマッターホルンを正面にして皆様にお伝えできればと思っております。
アルプスの麓で皆様を心よりお待ちしております。
弊社スタッフ斉城がご案内するコースはこちら
東京発:
新日本トラベル ツアーコード ZER
ツェルマットを熟知した駐在ガイドがご案内
山岳ホテルとマッターホルンの麓ツェルマットに滞在する8日間
大阪発:
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